2023/9/14

【激白】日本は「今が買い時」の中小企業で溢れている

NewsPicks 金融ジャーナリスト
「いつかは起業したいが、良いネタが思いつかない」というビジネスパーソンは多いだろう。
しかし、「ゼロイチが苦手な人には、M&A(合併・買収)というオプションがある」と『いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』(講談社)の著者、三戸政和氏は語る。
高齢化によって中小企業の後継者難が深刻な日本では、個人のターゲットになる企業は無数に存在する。
政府も中小零細企業の後継者問題の解決に力を入れており、小さい企業を買収する際には手厚い支援が受けられるようになっている。
会社勤めのビジネスパーソンにとって、「小さな会社の買収」はどの程度の難易度で、どういったリスクやリターンがあるのだろうか。三戸氏に話を聞いた。
INDEX
  • 「ゼロイチ起業」よりは楽
  • 案件の大半は「表に出ない」
  • 業態よりも「価格の安さ」
  • アップサイドは「考慮しない」
  • 社長業は「PMと同じ」
  • チャンスは「あと5〜10年」

「ゼロイチ起業」よりは楽

──個人M&Aは、実際にどういった方がされるケースが多いのですか?