新卒ゼロだったJALに3年越しの転職。新人CAは2度泣いた
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2020年3月、コロナウイルス感染症の影響で、航空業界の採用が凍結したのを覚えていますでしょうか。私の周りにも一度その夢を諦めた友人がいたので、当時やり切れない思いになりました。
あれから約3年、新卒採用・中途採用も再開し、徐々にその活気が回復しつつあります。今回は、転職活動を終え、7月にキャビンアテンダントとしてJAL(日本航空)に転職した田中佳穂さんに、3年間をどのような思いで過ごし、どう克服したか聞きました。
「私にとって3年を経て、憧れのCAの採用にチャレンジできたことこそが、かけがいのない体験でした」と振り返る田中さん。
私も、田中さんと同じく社会人3年目。自分が「やりたい」ことに、挑み続けられる環境に、改めて感謝したいです。当時ニュース流れていた、コロナによって航空会社の採用がなくなってしまい、専門学校の学生が泣いている映像を今でも覚えています。
去年CAになる夢を叶えた友人がいますが、彼女は大学に通いながらダブルスクールをしてCAになる勉強をして、ボディメイクのための運動や食事に注意してと、とても努力していました。そんな人たちの夢が、どうしようもない理由で突然断たれたというのは、コロナ禍での最も大きな悲劇の1つです。
その悲劇を乗り越え、今を生きている、当時夢を諦めなくてはいけなかった全ての人を尊敬します。CAに7歳から夢見た女性が、コロナ禍の就活で採用自体がなくなったところから3年越しに夢を叶えた物語。私は20年前、新聞記者1本で就活をしたので、田中さんの悔しさや絶望、諦めない気持ちに胸打たれました。
チャレンジできるチャンスがあるだけ幸せーーという最後のメッセージが響きます。