「管理不足」な上司は「細かすぎる」上司と同じくらい有害 —— 働き方の専門家が指摘
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職場向けの研修やカリキュラムを開発するSageの創業者ケビン・レッグ(Kevin Legg)氏は、管理不足な上司は難しい決断を迫られると尻込みし、「意思決定が停滞し、悪い状況をさらに悪化させる」のだという。
>「管理不足」な上司は「細かすぎる」上司と同じくらい有害で、管理不足な上司はその"毒"を隠している。友好的で、ものすごく優しいのは上辺だけだ。
と、のことですが、そもそも「管理」とは?何なんでしょう??
個人的には、「あるべき姿を認識し、そこへ予定通り向かえるよう状況を把握し、意思決定し、時に立ち止まり、時に急ぎ、また修正したりして推進する役割」と定義しています。
その為の手段として、個を尊重する昨今はマイクロマネジメントの弊害が語られるようになりました。
「エセ・フラット組織」という言葉が使われた記事と、同じように
https://newspicks.com/news/8856238/body/?ref=search
「エセ・サーバントリーダシップ」という逆の弊害がでてきているのでしょう!
では、VUCAと比喩され不確実で不安定で曖昧で正解というものもなく、インターネットのお陰で知識の差もなくなり、個を尊重する現代において正しいマネジメントとは、どうあるべきなのでしょうか?!
昨今「識学」という、“ルールで縛れ” “1on1や部下のモティベーション否定”など時代を逆行したような考えの組織論を良く目にするようにもなりました。
(同社の発表では、2万社以上が導入し、2019年に上場した企業の10%がこの識学が導入されているとのこと。)
この識学の理論を軽く勉強してみたのですが、名の通り人の意識構造に着目した組織マネジメント理論で、頷け取り入れたいと思う点も多いもの全体的な思想としては成長にフォーカスされドライな感じでウェットな小生には、ちょっと合わないかなと感じました。
以降、持論ですが、みなが、どっちに走れば良いか分からなくならないよう「意思決定」そして、仕事の目的をしっかり伝え、個の役割を定量的に示すことも大切です。
後は、自分の経験・知識を提供するが押し付けない。仮説&検証を一緒に考え共に成長し達成しよう!ってスタンスが必要なのだと考えます。管理職である以上、チームで仕事を進めていくだけでなく、部下を育てるという役割もあるわけで、そういったことがわかっていない人が上司になると確かに不幸だなと思います。マイクロマネジメントもダメですが、放置もダメだと私も思うので、いい意味での部下との距離感を常に管理者は模索していかないといけないと思います。会社もしっかりと放置と任せるは違うんだといったことを管理者に指導していかないといけないと思います。
部下目線で読むと管理不足の上司の元で働くべきではない的なメッセージだと思うのですが、上司目線で読むと良い塩梅はどこなんだ…となってしまいました。(私自身部下の立場であることが圧倒的に多いからかもしれませんが)
そもそも管理ってなんなんだろう、私はどうされたくて部下にはどうして欲しいのか。
あまり考える機会がなかったので今一度考えてみようと思いました。