[3日 ロイター] - ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は3日、日本の「軍事化」がアジア太平洋地域の状況を複雑にしているとの見解を示した。

タス通信によると、同氏は「日本当局が新たな軍事化への道を進んでいることは遺憾」と表明。「クリル諸島(北方四島と千島列島)周辺で軍部隊の演習が行われており、アジア太平洋地域の状況を著しく複雑にしている」と主張した。

ロシアは今年、9月3日を「軍国主義日本への勝利の日」に定めており、日本政府が抗議を申し入れた。

メドベージェフ氏は、日本が米国の協力を得て、軍事インフラを拡大し、軍事装備の購入を増やしていると指摘した。