台湾軍が米本土の軍事演習に参加 米が支援強化
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すでに米軍のアドバイザーが台湾で活動しているのは周知の事実だが、そちらはあくまでも裏側の話で、表の部分では、台湾軍と米軍の交流で米側のカウンターパートは常に州兵。これは国と国の交流にならないための措置。地理的に近いハワイ州の州兵の演習にはしばしば参加しているように思うが、本土はこれまであまりなかったのかもしれない。米台軍事交流はいま中国を極端には刺激しない方法で、時間をかけてサラミ式にアップグレードしている。
台湾軍は支援するが、中国を刺激しないため連邦軍ではなく、州兵による演習というあたりが、アメリカの腰の引け具合を感じる。実際はもう米軍が台湾に入っていると言われているが…。
米台軍事訓練、話題性はあるが、中国が神経質に批判するようなことにはならないだろう。アメリカが台湾に武器輸出をしているのだから、効率的な運用のために共同訓練の必要が生じる。台湾としたら、あのアメリカで州兵と一緒に訓練したという実績を誇示することができる。州兵レベルの訓練に台湾が参加しただけだから、政治問題にはなりにくい。米台双方にメリットがある。