関東大震災から100年目の劇映画『福田村事件』「日本のメディアがゴミだと思うなら、それは社会もゴミだということ」ドキュメンタリー作家・森達也がそれでも日本に絶望しない理由
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監督の森達也さんには申し訳ないけど、こんなに完成度が高く素晴らしい作品だったとは、正直思っていなかった。今年ナンバーワン、いや、この国の映画史に残る作品になるのではないだろうか。それほど、オススメの映画だ。
考えてみれば、今まで積み上げてきた森達也さんの、キャリアの集大成になっているのかも知れない。たぶんコレを機に、さらに話題の人物になりそうだ。
ま、本人は、そんなことはどーでもいいと思っているかも知れないが、少なくともこれから、もっと自分のやりたい仕事ができる環境が整っていくのではないだろうか。これからの森達也さんに、大いに期待したい。
注目のコメント
森達也監督「福田村事件」を観た。
他県から来た日本人を韓国人との思い込みから虐殺した事件だ。
在日韓国人を人間とし尊重し仲良くしようという人々と、彼らは反乱を企てていると主張する人々の対立、個人としての対立ならば事は起きないのだが、集団となると規制しようとする力が強くなり集団虐殺が行われてしまった。
集団化する事の怖さをどうすれば防げるのか。
難しい問題だ。面白かったです。
「集団」の極端を描いていて、秀逸でした。
100年前に起きたことだが、「他人事」ではなく、現代でも起こりうる。
「個」と「集団」、どちらも両極端になると良くないということだと思う。
「個」の極端について思うことがあった。
福島にいると大体車に乗っているので「個」の時間が長い。自分さえよければいいというマインドになるのかな、ウインカー出さない人とか本当に多い。
一方、東京では「集団」、皆で共同作業しながら電車に乗る。嫌々でも仕方なく。当然いきなりキレたりマナーない人もいるけど、そういう人は排除されていく気がする。
家でもムラでも「個」のやつはさらにモンスターなんだろう。
コンビニの順番守らないとか、スーパー銭湯で爪切る、そういう常識、協調性がない人が田舎にいると目につく。