生成AIを使ったグーグル検索の新機能 国内できょうから
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Chromeでは、もともと個々のウェブサイトを開かなくても、検索結果に該当する内容の要点や要約を表示していますよね。割と便利だなと思っていたので、その利便性が更に向上しそうですね☺️
今後は音声認識と組み合わせていくことになるかと思うので、Google Home や Alexa、Siri などの音声アシスタントやスマートスピーカーの使い勝手も急速に良くなっていくのかと思います。楽しみですね◎Google Cloud Next '23 で発表されたものですね。今ちょうど現地でイベントに参加しています。
Google Cloud のイベントのはずなんですが、キーノートは SGE をはじめ、最初から最後まで AI、AI、AI。build AI × use AI の二つの文脈で、Google が AI に本気で取り組んでいることが良く分かる内容でした。なんと NVIDIA の CEO まで登場。
build AI —— つまり Vertex AI の文脈では、まぁ普通にいろんな機能が改善されていたのですが、サードパーティのエクステンションと接続したり、自社データを安全に繋げたりできることをアピール。なんとなくみんなが「AI でこんなことが出来たらいいな」は、大体 Google がプラットフォームを提供してくれるようになるはずなので、あとはデータを繋げば良いだけの世界が近づいているなと感じました。
use AI —— 主に Duet AI の文脈では、色々と Google にロックインされそうな便利な機能が紹介されていました。もちろん Google Cloud で発生したインシデントは AI で解析できるし(「このエラーログの原因を教えて?」など)、Meet の録画があれば「この会議ではどんなことを話してたの?」と聞ける。BQ Studio では「これまでの売上推移からフォーキャストを教えて?」と言えば SQL を投げてチャートに可視化して、さらにそれをワンクリックで Google スライドにしてくれる。便利だなー、と思うのと同時に、これは十分にアノテートされたデータさえあれば、アプリケーションがなくても良い世界が近づいているなと感じました。
とにかく AI アピールが猛烈なイベントですが、みんなの期待もそこに集中していることもあり、AI 系のセッションはどこも大人気で満員になっていました。明日も楽しみです。Googleとしては1,000億円をかけてでもユーザーの"ググる"という行動を絶やしたくないはずです。
そもそもInstagram台頭により若年層を中心に"ググる"離れが起きてきたなか、
Chat GPTによってビジネスマンの検索情報収集需要を奪われていました。
今回のアップデートでユーザーが踏み止まるのかでGoogle全体のトラフィック、ひいては広告収益に大きく影響しそうです。