[23日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が23日発表した18日までの週の30年固定住宅ローン平均金利は15ベーシスポイント(bp)上昇し、7.31%となった。2000年12月以来の高水準に達した。

住宅ローン金利に影響を与える国債利回りが、07─09年の金融危機以来の高水準に上昇していた。

一方、住宅ローンの申請件数を測る指標は前週比5%低下し、1995年4月以来の低水準となった。落ち込み幅は今年4月以来の大きさ。

MBAの副チーフエコノミスト、ジョエル・カン氏は「高金利環境と購買力低下を背景に住宅購入者が市場から撤退した。供給が少ないため、多くの市場で価格が高止まりしており、購入者が直面している価格面のハードルにも拍車をかけている」と述べた。

借り換え申請は、昨年12月以来の低水準に落ち込んだ。