(ブルームバーグ): ジャカルタの公務員の一部は、政府が大気汚染の改善に取り組む一環として2カ月間の在宅勤務となる。インドネシアのジョコ大統領もここ数週間、咳(せき)が抜けない状態だ。

ジャカルタ当局の命令によると、公務員の半数が8月21日から在宅勤務となり、来月から10月21日までは75%が自宅での勤務となる。地元メディアが伝えた。

ジャカルタを覆うスモッグは、9月5-7日に同地で開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に影を落とす恐れがある。公務員は不要な外出を避けるよう監視される。

1000万人以上が住むジャカルタはここ数週間、不健康なレベルの大気汚染に見舞われている。

ジャカルタの深刻なスモッグは21兆5000億ルピア(約2000億円)の経済損失になると、サンディアガ観光・創造経済相が最近指摘。詳細は明らかにしていない。

原題:Jakarta Sends Civil Servants to Work From Home to Clear Smog(抜粋)

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