債券トレーダー、ECBの出方を警戒-エネルギー価格再び急騰の現実
Bloomberg.com
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欧州は年末年始の暖冬でエネルギー需給がだぶつき、エネルギー価格下落、暖房コスト大幅減少で経済は息を吹き返しました。しかし、猛暑で冷房需要増加、ストで天然ガス供給に不安、サウジアラビアとロシアが原油減産で共闘して原油価格の高値維持が実現したため、これから来る冬場のエネルギー不足が懸念され始めています。不足すれば、インフレと景気後退が同時に起こるスタグフレーションが1年遅れで来ることになります。その心理面の表れであるインフレ期待は既に上がり始めています。ECBはFRBとは違い、物価抑制の責務は負っても、雇用最大化や景気拡大の優先度は低いため、物価優先の金融政策運営になると思います。。