一度レールを外れるとバイトにすら就けない!高学歴ワーキングプアの抜け出せない苦しい現実
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はいはい、一度レールを外れた元高学歴ワーキングプアが通りますよ〜。
実際のところ、修士で職に溢れたり、博士過程まで行って大学の教職にありつけない末路は悲惨です。院卒という経歴と年齢が就職(特に正社員の就職)の妨げになったケースは数知れません。私はたまたま学歴を活かせる仕事が見つけ、そこで良い思いができているからいいようなものの、院卒者で就職しそびれた人はマジで不安定で低賃金、今までの投資を回収できない人生になります。
結局のところ、ウチらの社会は人のポテンシャルを活かそうという発想が乏しいことを20代のときにさんざん思い知りましたよ。甘えなどとのたまう方は、何も分かってないですね。博士課程の学生が多くなった今,どれだけ優秀であっても,博士を取ってそのままテニュアのポストに収まるというのはほぼ不可能な状況.基本的には国のプロジェクトの予算で雇ってもらう特任研究員や特任助教の期間を経てから,というのが一般的なキャリアパスだと思う.
で,この場合,こういった大型のプロジェクトを指揮するような,その分野のトップ3クラスの先生に,自分のことを知っておいてもらうというのが最低ライン.その意味で,博士学生の間にやるべきことのナンバー2は,自分の名前を売ることだと思っている.もちろん,真面目に研究してコンスタントに成果を出していれば,そこはかとなく名前は知られているかもしれないけれど,そこは,きちんと自分をアピールしないとやっぱり記憶してもらえない.
博士に来るような学生は,どちらかと言うと黙々と一人で研究をやりたいというタイプの人が多いので,そういう人にとっては,この暗黙のルールに気づけないと,急に道が閉ざされてしまうという感じになってしまうのかもしれない.記事の中の最初の女性も,10年間研究員をしていて,推薦書を書いてもらえる教授が自分の上司以外いなかったという点はちょっと残念.
あとは,国のプロジェクトに頼らなくてもお金が回る仕組みがあって,若い優秀な研究者を雇える仕組みが確立されればいいのだけれど…