[東京 7日 ロイター] - 半導体製造装置のレーザーテックは7日、2024年6月期の連結営業利益が前年比2.7%増の640億円になりそうだと発表した。過去最高を見込む。IBESがまとめたアナリスト15人の営業利益予想の平均値813億円は下回った

最先端半導体は過剰在庫の解消と需要回復で設備投資が拡大に向かうとみている。省エネに欠かせないパワー半導体も積極的な投資の継続を見込んでいるという。

売上高予想は前期比24.3%増の1900億円、純利益予想は前期比1.8%増の470億円とした。いずれも過去最高を更新するが、製品の売り上げ構成が一時的に悪化し、利益率は低下する見込みだという。年間配当予想は1株あたり3円増配の183円。