【予測】AIの登場で「文学」はどう変わるか?
NewsPicks編集部
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注目のコメント
ライターの仕事がなくなっていくと言われているchat GPT問題に対し、「作家」として生計を立てることができている数少ない方の立場からの、貴重なご意見。
>なんだかんだで「あの人が書いているから」という部分は大きい
やはりこの部分に共感します。書き手は日々の修練や発信を通してますます人間磨きというか、個性をより尖らせていく覚悟が求められるなあ、と。
Youtubeが広がってかえってリアルなコンサートの収益が上がるという事態が起きたように、Chat GPT時代にはより「リアルな人間」の可能性を体感させるような文章の価値が高まっていくでしょう(楽観)。時代小説やミステリーはかなり好きです。でも文学小説がずっと生き残っているのは不思議でした。以下の発言に納得してしまいました。
ニッチ産業として成立しているのですね。
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「文学はそもそも「国民の何割に受け入れられなければいけない」といった“規模”の話ではないんですね。例えば、日本で文学作品は10万部売れたらベストセラーですが、それでも人口の0.1パーセントが読んでいるに過ぎません。
逆に言うと、99.9パーセントの人が関心を持っていなくてもベストセラーです。この分野ではそういった規模感でいることが、良い作品づくりに重要だと思っていて。」