著者が批判しているのは行動や成果が伴わない「意識(だけ)高い系」。すなわち口先番長&脳内番長。「意識高い系はいかにも、昭和の日本企業というか古い社会を批判するが、彼らは実はそのものじゃないか」のくだりは面白い。「意識(だけ)高い系」は主として若い世代に多いだろうから(中年になってもこの調子だったらただのバカ)、普段仕事でまともに接する人にその手の人はまずいない。ナマで見たことがないので推測だが、結局のところ若いときほど自分が大切で、自分のことでアタマが一杯、それだけに不安なのだと思う。それはそれでよーくわかる。人の性(さが)。
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