FOMCメンバー、タカ派とハト派の衝突深まる-金利見通し不透明に
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タカ派とハト派の見解の相違は今年に入ってずっと続いています。これまでその一致点を探ろうとして、5月には利上げ打ち止め宣言、その少し後にやっぱり利上げを年内2回継続する、でも6月は一旦打ち止め宣言したので据え置き、だから7月から利上げ再開、という流れで来ました。こんなダッチロールを続けて市場の信認を失うぐらいなら、もう一致点を探らず、内部事情を全て見せよう、状況になっていると思います。特にFOMC後の記者会見で、パウエル議長が暴走して勝手なことを言っている、という不満がタカ派にはあると思います。
記事の中のタカハト分類図の顔写真がブルーとベージュに塗り分けられていますように、現在のFOMCメンバー18名の中には、投票権のない地区連銀総裁が7名も含まれています。ややこしいのは、投票権のないこの7名も、FOMCの議論には参加し、年4回発表されるFOMCの経済・物価・金利見通しの集計対象となっていることです。こうした点も、フェッド・ウォッチャーのお仕事を面白くしていますね。
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