国連安保理、AI巡り初会合 リスクや規制巡り討議
コメント
注目のコメント
「AIには国境はない」というのはまさにで、国際連合が果たす役割は非常に大きいものと感じられます。
一方で、国境がない各国共通のテーマだからこそ、すでに規則やルールが国や地域、企業、機関ごとに乱立状態になっていることに加え、欧米のような保守派か日本やインドのような推進派かのスタンスもかなり異なっているのが現状です。
意義ある議論だと思いつつも、正直、出遅れ感があり、このタイミングで国際機関として発信できるグローバルガバナンスとはどのような形なのか、各国を集約できる役割を果たせるのか、状況的には難しい面が多くなってきている印象があります。
とはいえ、営利主導による権利侵害や犯罪が起きているのも事実であり、平和と安全保障を目的とした国際統一ルールの策定への期待は大きいです。G7サミットに続き、ついに 国連安全保障理事会でもAIリスクが取り上げられました。ハイブリッド戦争のフェイクニュースによる世論操作と、自律AI兵器が焦点でしょう。
自律AI兵器は特定通常兵器使用禁止制限条約CCWで具体化が進められています。なので世論操作が主題でしょうか。自国だけ制約されるのを恐れて規制が緩くなるのが懸念です。
![アプリをダウンロード](/resources/images/banner-app-download.png)