米アドビ、22年末比55%高 画像生成AI期待高まる
日本経済新聞
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イラスト・画像編集ソフトでは牙城を築いていると言っていいであろうAdobeにとっては、昨今の画像生成AIの技術進化は好機に間違いありません。
画像生成AIの精度がさらに高まり、これまで以上に簡単な描画・編集が可能となれば、すでに保有している既存ユーザーに加えて、新規ユーザーの獲得にもつながるはずです。また、Adobe Fireflyの強みはAdobeが保有する著作権をクリアした画像ストックをベースに生成する点にあり、コンプライアンス観点を重視する法人の利用加速も期待できます。
しかし見方を変えれば、現時点では過去の実績とデータの安全性を盾に守られてはいるものの、Stability AIやOpen AIなどのスタートアップを始め、続々とより高精度な画像生成AIモデルを保有する企業が登場しているのも事実で、技術開発力的には気を抜けない状況であるようにも見えます。
画像生成AIの界隈は、文章生成で言うChatGPTのようなデファクトスタンダート的なサービスが定まっていない状況でもあり、どの企業が覇権を握るか、まだまだ激しい競争が続きそうな様相です。