GoogleのチャットAI「Bard」に新機能 回答のシェア、文章の読み上げなど
コメント
注目のコメント
昨年の11月にChatGPTが登場した衝撃から早くも半年、Bing、Bardなども含むLLMの戦いは、早くもコモディティ化してきている様子があります。
音声読み上げ、ピン留め、スレッド共有、あるいはUIそのものなど、生成の精度や内容よりも、こうした付加的な機能による差別化が進められていることを見るとそのように感じます。
その背景には「情報の非対称性」という状況がこの生成AIでも起きていて、本来的に正しい出力がされているかはユーザー側からはもはやわからず、"それっぽさ"に価値があると感じてしまうフェーズに入ってきているからなのかもしれません。
生成AIは新しさと驚きに満ち溢れていますが、"すごい"意外の点で私たちにもたらす価値とはなんなのか。すごいから使うという手段が目的化した使い方ではなくて、私たちの仕事や生活、社会にもたらす価値を見出すべき段階に入ってきているように思います。最近、調べ物はBardだったりします。回答の精度と詳しさがBingチャットを追い越した気がします。
Google Lensと連動はちょっと面白いアイデア。回答のトーンとスタイルを調整する機能は、ぜひ日本語に実装して欲しいです。