[東京 13日 ロイター] - 全国銀行協会は13日、会員行に対し、提携先の証券会社に顧客を紹介する場合、顧客の知識や経験などを認識したうえで、属性に応じた適切な説明を徹底することなどを求めた。

関東財務局は6月23日、千葉銀行と傘下のちばぎん証券(千葉市)、武蔵野銀行の3社に対し、金融商品取引法に基づく業務改善命令を出した。今回の申し合わせは、この行政処分を踏まえたもの。

提携先に紹介した顧客についてはフィードバックも含め、問い合わせや苦情にも誠実に対応するなど、実効的な内部管理体制を構築。さらには、経営陣が適切に関与して実態を把握し、適切な業務運営態勢の構築、必要な見直しに取り組むよう求めた。