伊藤忠「朝型勤務」の思いがけない恵み、少子化対策のモデルに
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勤務可能時間を朝から夜まで幅を持たせたフレックスタイム制だけでは、小さな子供を持つ人達にとっての働きやすさは限られているように思います。特にオフィスで勤務する場合、通常の勤務時間の人が大半だと会議設定なので気を遣います。
夜のオフィスでの残業禁止は、オフィス長時間労働を意識的・無意識的に重視していた方々には大きな打撃だったに違いありません。
朝型勤務だけではとても少子化対策にならないでしょうが、少なくとも勤務時間帯や長さが出産後も仕事を続けることにプラスの材料にはなりそうです。子供達の保育園の保育主任がかつて
「人生の勝負は午前中どれだけやれるかで決まります。大事な試験や試合は午前中にあることが多いですよね。」
と保護者に早寝早起きの大切さを力説していました。会社が無理やり朝型や在宅を推奨してくれると、子供に早寝早起きさせやすいかもしれませんね。
出社社員のフレックス利用率が高くないと、子育て時短者は夕方お迎えの時間にオフィスからいなくなるだけで、成果を疑われたり、本人が気兼ねしたりします。特別に目立たないくらい堂々と馴染めたら嬉しいですね。
私は時間を指定されたくはないですが、うっかり相手の時差に合わせてしまうと3ゾーンくらい跨いでしまうことがあります。一方で、朝からちゃんと集中してたら、そんなに長時間は続きません。出来るからといってやりすぎず、細かいタスクがストレスになっていたら、重たい仕事をひとつポモドーロでクリア、ってだいたい決めていますが、なかなか。ただ、夕飯作る時間に無理くり仕事を離れるのは、心身には1番優しく感じます。本当に出生率と関連しているなら興味深いお話しです。面白いですね。日本の働き方向上のルールを見ると、よく細かい規定がある(朝の何時から何時までは〜、半休がなんちゃら〜、夜の何時から何時は〜といった具合に)んですが、大人なんだからKPIはっきりさせて、もっとフレキシブルにしちゃえばいいのに、と思うのは大雑把すぎるでしょうか。朝に働きたい人もいれば、夜に働いたほうが効率良い、っていう人もいるでしょうし。働く時間変えただけで出生率に影響あるならすぐ改善できそうなポイント。