[ワシントン 11日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は11日、今後5年間の世界経済の成長率は年率3%程度と、過去平均の3.8%程度を大幅に下回るとの見通しを示した。

講演の冒頭で、特に新興国の政府は債務やインフレを抑制するために財政政策を引き締める必要があると指摘。インフレが続けば金融情勢が一段と引き締まり、「資本フローに影響が及ぶかもしれない」とした。