SpiralとセイノーHD、「Value Chain Innovation Fund」を組成——100億円規模目指す
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注目のコメント
自社のリリースに関連する記事ですが、自らのコメント部分を再掲します。
「我々がスタートアップに出資し、共創に参加してもらうことで、さまざまな実証実験がやりやすく、そこにはクライアントもいるので、スタートアップにはうまく活用してもらっていると思う。
在庫最適化サービスをはじめ、スタートアップが新しいサービスを上流で生み出せば、物流では下流にいる我々は大きな変化の影響を受ける。グリーン物流で新技術が求められ、仕組みや規制も変化していく中で、スタートアップとの共創をより進めていきたい。」この度『Logistics Innovation Fund』の承継ファンドとなる『Value Chain Innovation Fund』を設立させていただきました!100億規模を目指して参ります。
すでに投資も開始しており、LIFとVIF合わせ20社に投資実行済みです。公式リリースにもある通り投資先との連携実績も出ており、手応えを感じています。
セイノーHD 公式リリース
https://www.seino.co.jp/seino/news/shd/2023/0711-01.htm
新たな挑戦の機会をいただけたことに感謝しつつ、業界に貢献すべく、より精進して参ります!これまで2人組合形式で運用してきましたが、新ファンドではセイノーがアンカーLPとして70億円規模で組成。セイノーの大株主である十六銀行、大垣共立銀行をはじめとする金融機関からの追加調達で100億円規模を目指すそう。
アンカーが1社である以上、特定企業の色は薄れないと思いますが、「ニュートラルな目線で投資をするため」というのは興味深い考えです。
セイノーHDプレスリリース:https://www.seino.co.jp/seino/news/shd/2023/0711-01.htm