リコー、企業独自のAIモデル作成できるノーコード開発ツールを提供
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自然言語処理周りはまさに戦国時代ですね。
基礎モデルで覇権争いを繰り広げるビッグテック。
国産ベンダーは、①独自の小規模LLM (矛盾した表現ですが)、②ビッグテックの基礎モデルに乗っかったサービスの流れが目立ちます。他方、テーラーメード型のAIソリューションは大きな潮目を迎えています。Transformer登場以降、データをでかくしたら性能があがるだけでなく、ある意味、汎用的な性能まで手にできるようになったわけで、こうしたモデルがOfficeはじめ、身近なプラットフォームに搭載されていくと、テーラーメードの優位性が圧倒的に失われるわけで。いずれにしても当面この業界は目が離せないですね。
注目のコメント
この手のサービスは乱立し始めているので、それぞれの強み弱みが見えてくるまでは静観するのが良さそうですね。
一部の領域でしかワークしないことをAIの世界では「過学習」と言いますが、これからはニッチな業界、いち企業など、ピンポイントのペインを解消するAIがどんどん誕生し、各領域でNo1のサービスを提供する企業が現れてくるでしょう。
その際重要なのが、各業界や各社のペインを深く理解していれば、レガシーな会社でもサービス提供者になり得るということです。
例えば、伊勢にある老舗の食堂「えびや」では、MicrosoftのPowerBIを使いこなして、顧客の来店数予測や、その客が頼むであろう注文予測をするAIを作り、廃棄ロス削減や、従業員のシフトの最適化を行いました。
いまではえびラボというIT企業を並行して経営し、他の企業へこのサービスを提供しています。
また、静岡のきゅうり農家はGoogleのTensorFlowを使い、おばあちゃんしかできなかった9つの等級にきゅうりを選別する作業をAI化して誰でもできるようにしました。
このように、AI企業でなくてもAIサービスを作ることはできますし、それを収益の柱にすることすらできます。
今後は各業界で、先行した企業がこのような第一人者的なポジションを確立していくように予想しています。Amazon の SageMaker Canvas と何が違うのか正直よくわかりませんでした🤔
この記事でもリコー社のサイトでも詳細が確認できなかったので、なんとも言えませんが、どの点がユニークなのか気になりますね☺️