日銀、景気判断3地域引き上げ 5類移行、自動車生産の回復で
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コロナ禍からの経済再開、インバウンド再開、自働車の挽回生産、半導体の設備投資、人手不足への対応で省力化投資、など巷間言われている経済を押し上げる材料が、具体的な言葉でイキイキと書かれています。一方、スマホやPCがコロナ禍の需要の先食いでサッパリ売れないものの、EVや経済安全保障を見越した半導体の先行投資に関する記述も多くあります。コロナ禍明けの循環的な景気回復ではなく、経済再生に向けた構造的な前向きの胎動と見て良いと思います。
さくらリポートの「企業等の主な声」見てみると、経済再開の恩恵を受けつつも、観光地の人手不足が鮮明になっています。ダイナミックプライシングを導入したり、アルバイトの時給を引き上げたりと工夫の声で溢れています。また、設備投資に意欲的な声が多いことも、日本経済の底支えとなりそうです。