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大阪万博海外館、日本が建設代行検討 着工申請なおゼロ

日本経済新聞
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    在ブラジル建築プロデューサー/隈研吾建築都市設計事務所ブラジル担当室長

    大阪万博のブラジル館の設計コンペに参加していました。残念ながら我々のチームは勝利できませんでしたが、設計者に選ばれたマルシオ・コーガン率いる設計事務所MK27をはじめ多くのコンペ参加者から日本の建設業界事情や日本国内のパートナー探しについて相談に乗って欲しいと言われました。
    まず、分厚く煩雑でいかにも日本的な仕様書をそのまんま英訳したものを見て、そもそも外国人に向けて作られた資料書じゃないよねと思いました。また、日本国内のローカルアーキテクトパートナーの候補者リストが配布されましたが、そのうちのほとんどはリストの名前があるものの、最低限求められる英語でのコミュケーションがNGだったり、そもそも協力の意図がなかったりと、パートナー探しが海外の事務所にとって最もハードルが高いものだと思いますし、日本国内での建築申請が遅れている大きな原因の一つはそこにあります。

    だからと言って、日本が建設代行をするというのは筋違いなのではないでしょうか。各国は国内で選ばれた設計者が国の威信をもってプロジェクトに臨んでいるはずで、それを日本が代行して建設するというのは各国のプロジェクトにかけるプライドや意気込みを削いでしまう可能性もある、ある意味ホスト国による自分勝手な傲慢な対応と言えるのではないでしょうか。

    結局日本の建設業界に皺寄せがいき、WIN-WINの真逆に進むことだけは避けて頂きたいところです。


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    C+E建築設計事務所 代表

    少しだけ手続きに関して解説。
    元々、仮設興行場や博覧会建築物等に類する仮設建築物については、安全上防火上衛生上支障がないと認める場合において「1年以内の期間」を定めて、建築を許可することができました。
    ただ、五輪や万博等の場合は、この1年という期間がネックとなります。
    そのため、国際的な規模の会議又は競技会用途の仮設興業場等については「1年を超えて」建築を許可できるように近年建築基準法が改正されました。
    記事内の「仮設建築物許可」とは、上記の許可で特定行政庁が許可を行います。
    但し、1年を超える仮設興行場等の場合はまだハードルがあり、許可の前にあらかじめ建築審査会の同意が必要になります。
    ということで、当初は下記のようなフローを予定していたようです。
    https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/42546/00414472/0309_04_shiryou.pdf
    但し、このような状況下で、審査機関の短縮を下記のように様々行うようです。
    https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/page/0000602995.html
    別記事でもコメントしましたが、構造適合性判定に関して、確認検査と同一機関への申請も可能にしています。
    https://newspicks.com/news/8619531?ref=user_110042

    ただ、大元の問題が解決していないように感じますが、大丈夫なのでしょうか…
    ずっとコメントしていますが、元々の予算設定の大間違いが、入札不調や契約が進まない大きな原因かと。
    何とか解決して欲しい反面、建築業界への過度な負担をさせることはやめてほしいところ。

    追記
    一級建築士学科試験まで、あと2週間。
    上記、仮設建築物の規定は建築基準法第85条です。
    過去出題されていますし、法令集を開かなくても正誤を判断しやすいところだと思うので、よく理解しておいてください。
    というか、受験生はここ見ていないと思いますが、すべての受験生にエールを送ります。


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