富士フイルム「チェキ」がスマホ連携で遂げた進化
東洋経済オンライン
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1995年にデジタルカメラが登場し、3年後に現れたチェキ。iPhoneの登場が2007年、ポラロイドの倒産が2008年。デジタル時代に生き延びるとは思えなかったが、なんとも強い。富士フイルムは写真の会社から医療機器や材料のB2B企業に見事に転換したことでも著名だが、なお祖業を支える製品があることにも恐れ入ります。
いわゆる残存者利益なわけだが、ここで利益が上げ続けられているのはなかなか興味深い事例。富士フイルムは業態転換にも成功しつつ、取捨選択しながらBtoCで踏みとどまっている。このBtoC向け事業があることで得られるものは多く、パッケージや製品のデザインだったり、C向け認知だったり、商流だったりと様々なメリットもある。勿論過去と比べて規模は減ったわけだから相当の調整はあったのだろうけど。