2023/7/28

【最速出稼ぎ】海外で「寿司職人」として1500万円稼ぐ手法

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  • 修業10年→わずか「2カ月」に
  • 元ボクサーも挑戦
  • 開く「本格派」との差
  • 米国なら年収2000万以上

修業10年→わずか「2カ月」に

益永吉朗さん(36)は先日、最終試験のために白い上着と帽子を身につけた。課題の一つは3分間で15個以上のすしを握ることだ。
元ホテル従業員の益永さんはすし職人として海外に出て、とどまるところを知らない世界のすし需要を満たしたいと考えている。
かつてはすし職人の卵が客の前でマグロを切らせてもらえるまで、10年もの修業や皿洗いを含む下働きに耐えなければならなかった。
しかし世界の主要都市にあるレストランで今、訓練を受けたすし職人が求められている。
多くの場合、年間10万ドル(約1440万円)以上の報酬を支払うこともいとわない
応募した人材が日本で訓練を受けた証明を持っていればなおさらだ。
東京すしアカデミーの2カ月集中コースで学んだ益永吉朗さん(写真:MIHO INADA / THE WALL STREET JOURNAL)
東京にある養成校はすしのプロを短期間で養成し成功を収めている。