米ISM製造業景気指数、6月は20年5月以来の低水準 8カ月連続50割れ
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コロナ禍の巣籠り期間には、PC、スマホ、テレビ、家具が大いに売れた一方、外食や旅行は全然ダメでした。コロナ禍が明けて経済が再開すると、真逆の事が起き、製造業が販売不振となった一方、サービス業は絶好調となりました。今回の製造業ISMでは、製造業の不振はまだ続いていることが確認できました。一方、非製造業ISMが6日に発表されますが、5月の50.3から51ぐらいまで改善が見込まれています。全体としてみれば景気は、利上げにも関わらず、持ちこたえていると評価できます。景気の正念場は、コロナ禍でバラ撒いた給付金が枯渇し、一旦は債務免除された学生ローンの返済が最高裁判決で覆されたことで始まる秋口になると想定されます。