「絶対バレない」と住宅ローンの不正利用を指示し…オープンハウス“不適切営業”を顧客が連続告発 金融機関は取材に「契約違反となります」
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文春、立て続けにOPEN HOUSEの記事を出していますが、あまり話題にはなっていない様子。
「東京に家を持とう」というキャッチコピーが思い出されるOPEN HOUSE。
どうやって低価格帯でこれを実現できるか、もちろん資材・住設の大量購入や下請け等への金額などもあるかと思いますが、設計する立場で見てみると以下のような点があるかと思います。
購入した土地を最低敷地面積ギリギリで分筆し、その敷地に3階建ての一戸建て住宅を設計。
木造3階建てなので、準耐火建築物となり、これにより建蔽率が+10%されます(指定角地であればさらに+10%)。
ただ民法により隣地のと離れの距離が設定されているのですが、同じグループの分譲・設計ということで、あらかじめ客の同意を取ることにより最低距離を適用しない(民法なので隣地住人が訴えない限り問題になりませんし、建築基準法には隣地との離れに関する条文は原則ありません)。
これにより、建蔽率ギリギリの設計が可能になるのかなと。
それでも、床面積は小さくなりがちなので、廻り階段を4段とするなどの効率化をしています(が、個人的には廻り4段は危険だと感じているので、自分の設計ではしません)。
また建築物が敷地境界線に近いため、3階建てだと母屋下がりを多用することになり(場合によっては急勾配)、3階の居住スペースは窮屈に感じられるかもしれません(設計、敷地の条件によります)。
また建築物が敷地境界線に近いと、エアコン室外機の設置や、実際に外周回れるのか問題がありそうです。
これらを理解できて、建材等へも特にこだわりが無い方にとっては、選択肢の一つとなると思います。
法を守りながら、欠陥等が無いという前提ではありますが。
https://newspicks.com/news/8587675
https://newspicks.com/news/8561760
https://newspicks.com/news/8227825
そして、今後の一戸建て市場をどう見ているのかにも興味があります(マンションへの参入が答えかもしれませんが)。コレ記事の通り銀行は厳しくみてますよ。
露見したらその時点で「残債務一括返済」を求められます。だから止む得ない事情でも断られたので、泣く泣くマイホームでも住宅ローンを不動産投資ローンに借換したのが私です。金利や月々の返済額を考えると家賃と釣り合うのは市場の半値以下の債務だと私は思いますが。
そもそも日本の住宅ローンが歪な仕組みだと考えてますが、恐らくそこは変わらないのでしょう。でもハウスメーカーは必ず先細りです。オーブンハウスがマンションに手を出しているのもその証左でしょう。住宅ローンで家を買わせて賃貸に、というのは昔から確かあったかと。
ローン組んだ金融機関にバレたら取り返しがつかない事になってしまいますが、金融機関もいちいち確認に行くことはそう無いでしょうしね。
しかしそれを顧客に積極的に勧めるのは…アウトにも程があります。