製造業、7期ぶり改善か=半導体不足の影響緩和―日銀短観・民間予測
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過去1年余りの日銀短観における業況判断DIは、大手製造業が悪化、大手非製造業が改善、と「逆行」が続いてきました。実質GDPが伸び、国内景気が持直しを続け(内閣府判断)、企業収益が好調なのに、製造業のDI悪化は謎です。こうした逆行は86年87年にもありましたが、当時は歴史的な円高局面。円安下での今年4月短観までのDI逆行は、アンケートに回答する担当者が、大規模緩和持続で頑張る黒田・前総裁に気を遣って、実態よりも悪く答えていたバイアスがあるかもしれません。7月短観は、植田日銀にとって初めての短観。ついに景気の実態が明らかになるか、とても楽しみですね。