[東京 20日 ロイター] - 三菱電機は20日、FA(ファクトリーオートメーション)制御システム製品の生産体制強化に向け、新たに約425億円の追加投資を行うと発表した。現在、名古屋製作所の尾張旭地区(愛知県尾張旭市)に第1生産棟の建設を進めているが、敷地内に新たに第2生産棟を建設し生産を増強する。

FA制御システム市場では、EV(電気自動車)向けのリチウムイオンバッテリーなどの脱炭素関連分野や、半導体や電子部品などのデジタル関連分野を中心に、中長期的な需要拡大が見込まれる。