効率的な論文の読み方 -読み解くヒントの狙い読みをしよう-
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注目のコメント
ある程度内容が把握できたら、研究仲間と話し合うのも良いですよね。
私は現在、オハイオ州立大学でゴキブリ腸内細菌の研究をしているのですが、ラボメンバーと行うJournal Club(論文輪読会)が論文を把握するのに効率が良くて気に入っています。参加者がそれぞれ読んできた論文を要約し、みんなでその論文についてディスカッション・批評・どうラボの研究トピックに活かせるかなどを話す、の繰り返しです。さまざまな論文の内容を知ることができ、議論しあうことにより新たな見方に気づけたりするので、おすすめです。書いてある通りの方法でかなり大枠は掴めるのかと思います。逆に同じ実験や解析を再現する程度まで読み込もうとすると、サプリメンタルもしっかり読みこむ必要があります。
文字苦手派の方は、figureをメインで見ていくのもざっと把握するのにはいいかもしれません。
他の方もおっしゃってますが読んだ後に仲間とディスカッションするのはとても大切だと思います。私のラボにもジャーナルクラブの文化がありますが、分かったと思った概念も他の方の質問によって理解たりてなかったなーと気づくことも多々あります!指導教員からもよく論文の読み方は言われます。
記事にあった順序とほぼ同じようなものですが、タイトル→要約(abstract)→結論(conclusion)を読んでから、この論文は本当に自分に必要なものか見極めから読みます。
最近は手法や書き方を学ぶために、質よりも量を意識してより多くの文献にあたることを意識して、気づきやセレンディピティとの遭遇の回数を増やすように心がけてます。