ドラクエ7つの勝利条件とプロジェクトの目標設定。「毎日やるぞ」が目標設定としてまずい訳
米光一成の世界を読み解くゲーム学
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注目のコメント
ドラクエでもゲーム全般でも言えますが、短期的なプレイに必ず小さな報酬がありそれをとりあえず目指せば良いという設定になっていることが、ゲームを途中で投げ出さない工夫ですよね。つまり報酬を与え続けること。
逆に、武器屋に行ったら数時間ゴールドを貯めないと買えないような武器しか売ってないとか、洞窟がセーブできず数時間かかる長さとか、ボスが強過ぎて倒すまでに練度が必要など。クリア報酬が得られるまでの期間が長いと、人は結構やる気がなくなってしまう。
目標を短期で、しかもある程度達成できるレベルのものを連続して設定していって、それをコツコツクリアしていくやり方は、確かにゲーム的で効果ありそうです。
企業の報酬・評価の仕方も半年や1年という長い期間で評価するものではなく、こうした短期的で連続的な成果への報酬・評価の方が、本人のやる気を保つと感じますね。ゲーム学、興味深いです。いくつかのゲーム開発に関わりましたが、なぜゲームが遊ばれるのか、なぜこのパラメータが必要なのか、を言語化できる人は稀有でした。