[7日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、F16戦闘機をウクライナに供与する準備がある国々の首脳から「真剣で強力な」申し出を受け、同盟国との最終合意を待っているところだと明らかにした。

大統領府のウェブサイトに掲載された声明によると、ゼレンスキー氏は各国がウクライナに必要なF16の数を知っており、欧州の一部パートナーからは数について既に理解を得ていると指摘。

「米国との共同合意」を含む同盟国との最終的な合意を待っていると述べた。

どの同盟国がウクライナにF16を供与する準備があるのかは依然として不明。

バイデン米大統領は先月の主要7カ国(G7)首脳会議で、ウクライナのパイロットをF16戦闘機で訓練するための同盟国との共同作業を支援すると表明した。ただ、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)はF16供与に関する最終決定はしていないと述べている。