日本初披露“ハイブリッド”ランボルギーニ 価格は6000万円超
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注目のコメント
カウンタックの開発主査であるパオロ・スタンツァーニが存命なら、むしろ電動デバイスで誰もが驚く様なスーパーカーを作るでしょうね
https://newspicks.com/news/8286552
コメント再掲
V12を縦置きで搭載しながらショートホイールベースとロードカーとして成立する運転席スペースを作り出すべく、天才パオロ・スタンツァーニはカウンタックで傑作パワートレーンを開発した。
通常エンジン縦置きミッドシップ車は運転席背後から、エンジン、デフ、トランスミッションの直線構成の為、長いV12だとドライブトレーンは長くなる。ホイールベースは長く、運転席は狭くなる。
そこをパオロ・スタンツァーニはエンジンを180°回して前後逆に。
そこから180°変えてエンジン脇のトランスミッション、リアデフへドライブシャフトで導く。
要はエンジン出力を前に出して、180°折り返す事でパワートレーン前後長を短くした。
この構成によってV12を搭載しながら2450mmというホイールベースと、ロードカーの運転席を実現した。
更にこの構成なら、前輪へのパワー供給、つまり4WD化も可能。後のディアブロVTで実現した。
1970年代のエンジニアリングとは、俄かに信じ難いほどの先進的レイアウトであった。
事実、そのパワートレーンは、カウンタック以後、ディアブロ、ムルシエラゴ、アヴァンタドールまで、半世紀に渡って採用された。
そんなパワートレーンは他に無い。
レヴェルトは、そのパワートレーンを180°回転させた。
つまり普通の構成となった。
カウンタックで開発されたパワートレーンは終焉することになる。この意味は大きい。
2017年に鬼籍に入られた天才エンジニア、パオロ・スタンツァーニ。
もし今もご存命なら凡人には到底思い付かない、電動技術をフルに生かしたスゲースーパーカーを開発するだろう。