■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 140.40/42 1.0688/92 150.07/11

NY午後5時 139.94/97 1.0706/10 149.86/90

午後5時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の140円半ば。日経平均株価の大幅高でリスクオンの流れから円売り圧力が強まったほか、時間外取引の米長期金利の小幅な上昇を背景にドルは底堅く推移した。夕刻に入り、さらに水準を切り上げた。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 32217.43 +693.21 31864.12 31,798.72─32,217.43

TOPIX 2219.79 +37.09 2210.15 2,206.06─2,219.79

プライム指数 1142.32 +19.08 1137.16 1,135.31─1,142.32

スタンダード指数 1082.49 +10.51 1080.45 1,078.61─1,082.80

グロース指数 988.70 +25.45 974.24 970.19─988.80

東証出来高(万株) 147600 東証売買代金(億円) 38712.19

東京株式市場で日経平均は、前営業日比693円21銭高の3万2217円43銭と、3日続伸して取引を終えた。5月の米雇用統計の結果を受けた前週末の米株高や、為替の円安が支援材料となり、日本株市場では幅広い銘柄で買いが先行。特に指数寄与度の大きい銘柄の上げが目立ち、指数を押し上げた。日経平均は1990年7月以来、33年ぶりに3万2000円台を回復した。

プライム市場の騰落数は、値上がり1625銘柄(88%)に対し、値下がりが164銘柄(8%)、変わらずが45銘柄(2%)だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.068

ユーロ円金先(23年6月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.068%になった。前営業日(マイナス0.072%)から上昇した。「週末要因ははく落したが、出し手のオファー量が減少した」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。

<円債市場> 

国債先物・23年6月限 148.58 (-0.24)

安値─高値 148.51─148.68

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.430% (+0.020)

安値─高値 0.435─0.425%

国債先物中心限月6月限は前営業日比24銭安の148円58銭と大幅反落して取引を終えた。米金利上昇や国内の株高が相場の重しとなった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp上昇の0.430%。

<スワップ市場・気配> 

2年物 0.17─0.07

3年物 0.24─0.14

4年物 0.30─0.20

5年物 0.36─0.26

7年物 0.52─0.42

10年物 0.71─0.61