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異次元緩和をどのようにリニューアルするか――金融政策の「正常化」に向けて/中里透 - SYNODOS

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  • 東京国際大学 教授

    「教科書通りのシンプルな枠組みでスタートした異次元緩和」

    そもそもこの認識はおかしく、ゼロ金利に到達してからは、中央銀行は教科書にはない状況で試行錯誤していて、異次元緩和もその一つに過ぎない。結果は「15年の年末には円高とデフレへの逆戻りの懸念が生じていた」つまり上手くはいかなかった。

    「「年間約80兆円」というコミットメントに基づいて国債の買い入れが続けられていたこともあって、長期や超長期の金利も大幅に低下し」と言っているのに、「マイナス金利政策のこのようなマイナスの影響」というが、マイナス金利政策は従来的な短期である政策金利をマイナスに誘導するもので、イールドは市場に任せてよい。つまり、長期金利の低下は量的緩和のオペが長期金利に向かった事によるので、マイナスの影響があったとすれば量的緩和政策にある。だから

    「イールドカーブ・コントロール(YCC)が…当初は下がりすぎた金利を上に持ち上げることが、この措置を導入する目的」なのである。また「マイナス金利適用残高(政策金利残高)は振れを伴いつつも、総じてみると25兆円~35兆円程度の水準で推移」は、マイナス金利政策は殆どやっていない事を意味する。

    「2%を上回る物価上昇が続いているにもかかわらず金融引き締めを行わないこと自体が、「わかりにくい」と思われるかもしれない。もっとも、食品とエネルギーを除いた場合の物価の基調が十分に強くなったとはいえず、需給ギャップが依然としてマイナス(需要不足)であることなどを併せて考える」

    失業率などを見ると需給ギャップがマイナスなのか疑問であるが、物価、景気に金融政策がどうあるべきかが問われる。


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