[東京 1日 ロイター] - 松野博一官房長官は1日午後の会見で、同日に行われた浜田靖一防衛相と米国のオースティン国防長官の会談の場で、オーストラリアなど同志国との協力深化について協議が行われたとの見解を示した。

松野官房長官は、現下における厳しく複雑な安全保障環境を踏まえれば「オーストラリアなど同志国との協力を深化させることが重要であり、本日の会談でも協議された」と述べた。

また、5月31日の発射を含めた北朝鮮の核・ミサイル問題について「日米双方の認識を共有するとともに、北朝鮮の挑発行動に対して一致して迅速に行動できるよう日米、日米韓でさらに緊密に連携していくことを確認した」と語った。

その上で今後も日米同盟を基軸として二国間、多国間の協力を推進し「日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に努めていきたい」と話した。