[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア統計局が1日発表した第1・四半期の企業設備投資は季節調整済み前期比で実質2.4%増加し、7年ぶりの高水準となった。鉱業、製造業、運輸業の投資拡大が寄与した。

豪主要銀行の予想レンジは1─1.9%増だった。第1・四半期の投資額は361億豪ドル(245億米ドル)で、2015年第4・四半期以来の高水準。

企業は24年6月までの1年間の設備投資計画も従来から6.4%増額し、1376億豪ドルとした。

第1・四半期は鉱業部門の投資の伸びが1.7%と前期の0.7%から加速した。新たな設備・機械への支出は3.7%増加し、四半期としては過去2年間で最大の伸びとなった。