中国がリチウム権益買い占め、途上国のリスク無視
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中国が、リチウムの世界供給量に占める中国企業のシェアをさらに拡大させるべく、発展途上国全体で鉱山権益の買い占めに奔走している、という記事です。
中国が進出する国々では、政情不安や地元住民の抵抗、資源ナショナリズムの歴史があることから、プロジェクトが抗議運動や規制上の遅れ、さらには中止に直面することも珍しくない。
それでもそうしたリスクに直面しながらも、これらの取り組みが成功すれば、中国は2025年までに必要な世界のリチウム鉱山生産能力の3分の1を確保する可能性がある、とこの記事は伝えています。
テロ・リスクの高いマリやナイジェリア、鉱物資源への統制強化を図るジンバブエやメキシコ、チリのような国々への投資は、日本企業は尻込みするでしょうし、中国のような国でないと難しいでしょう。
EVやスマートフォンに搭載されるリチウムイオン電池の製造には欠かせないリチウム権益を巡る競争に欧米日は勝てるのでしょうか。