こんにちは、M&Aクラウドです。
M&Aクラウドでは、M&A関連業務に従事している方を積極的に採用しています。そんな中、企業主体の情報発信としてNewsPicksプラットフォームを開放するNewsPicksの実証実験にM&Aクラウドが参加し、2022年12月より、NewsPicks内でM&Aクラウドからの発信を始めました。
2023年4月、記事を通じて一人のNewsPicksユーザーがM&Aクラウドに入社しました。M&Aクラウドのスペシャリスト集団「M&A Cloud Advisory Partners(通称 MACAP)」に入社した遊佐優は、転職意志が全くなかったところから、記事を通じて、M&Aクラウドへの応募を決めたと言います。
一体、どのような経緯があったのか。ニュージョイナーの遊佐、採用を担当したM&Aアドバイザリー事業部部長の福田一樹、人事担当の仙波優磨からM&Aクラウドが求める人物像やカルチャーについて聞きました。

記事を読んで、即採用に応募

遊佐さんは、NewsPicksの記事をきっかけにM&Aクラウドの採用に応募、この4月から入社されています。そもそも以前から転職を考えていたのでしょうか。
遊佐 前職では自分の裁量で仕事ができていましたし、特に不満はありませんでした。たまたまNewsPicksの記事に出会って、応募したというのが正直なところです。
前職がM&A仲介だったので、M&Aクラウドについては以前から関連記事をチェックしていました。私自身もスタートアップM&Aにかなり注力していたので、M&Aクラウドが非常に質の良い情報を発信していること、その情報の価値の高さも気になっていました。
記事を読んですぐに、求人への「興味がある」ボタンを押しました。その理由は、第一に記事が面白かったから、もうひとつは、記事を読んでM&Aクラウドへの印象が大きく変わったからです。
遊佐優(ゆさ・まさる)M&Aアドバイザリー事業部 MACAP ヴァイスプレジデント中央大学卒業後、野村證券、アイ・アール・ジャパンを経て、2021年よりSBI証券でM&A仲介、FA(事業継承・スタートアップM&A)を担う。2023年4月よりM&Aクラウドに入社し現職。
仙波 応募があったこと自体もそうですが、M&A仲介経験者からの応募だったこともうれしかったですね。M&A仲介経験者には 一定の認知があると分かっていたのですが、あとはいかに応募してもらうかが課題だったので、遊佐さんはまさに記事の狙い通りの人材像でした。
仙波優磨(せんば・ゆうま)コーポレート部人事
同志社大学を卒業後、BNGパートナーズでベンチャーの幹部採用支援を担う。2022年10月よりM&Aクラウドに入社し、現職。 
遊佐 カジュアル面談の連絡をいただいたときは、私もうれしかったです。仙波さんから連絡をいただいて、即返信したのを覚えています。
スタートアップM&Aに惹かれる理由としては、ひとつは、今後のスタートアップM&Aの成長を確信しているからです。そして、もうひとつは、スタートアップM&Aは日本復活の鍵となるため、アドバイザーとしてその一翼を担いたいという想いがあるからです。

カジュアル面談で会社の強みを実感

─最初はMACAP マネージングディレクターである福田さんがカジュアル面談をされたそうですが、お互いの印象はいかがでしたか。
福田 遊佐さんは、すでにM&Aクラウドについて深く知っていてくれて、非常にありがたかったし好印象でした。ほかの候補者の場合、カジュアル面談前にM&Aクラウドのことを認識いただいている事例は決して多くないので、その点は全く違いました。
福田一樹(ふくだ・かずき)M&Aアドバイザリー事業部長 MACAP マネージングディレクター
大阪市立大学卒業後、住友商事株式会社でクロスボーダーのM&A案件を担当。その後、2020年7月にM&Aクラウドに入社。プレイングマネージャーを経て、現在はマネージングディレクターを務める。
遊佐 福田さんとのカジュアル面談で、買い手企業とのコネクションが1,900社以上あること、また売り手企業の新規登録がインバウンドで月に約200社あることを聞き、正直「M&Aクラウドには勝てない」と思ってしまいました。であれば、むしろジョインして、M&AクラウドでスタートアップM&Aをやりたい、と考えるようになりました。
福田 弊社のどこが刺さるかは人によって違いますが、遊佐さんはスタートアップM&Aの経験者だったので、買い手を探す難しさをよく理解していました。そこで買い手情報の豊富さに強みを納得してくれたのだと思います。
逆に、我々が遊佐さんの採用を決めた理由は、スタートアップM&A経験者であり、しかも前職ではほぼひとりでスタートアップM&Aを自ら手がけていたということにあります。

「1 TeamでNo.1を目指す」に共感

転職を考えるうえでは企業カルチャーも重要なポイントだと思いますが、それについてはどのように感じましたか?
遊佐 記事では、年代が異なり、かつ多様性のある3人の座談会の内容をまとめたものだったのですが、若いメンバーが年齢関係なく意見をいう場面もあり、「自分もここなら成長できそうだ」というイメージが湧きました。
M&Aクラウドのビジョンは「時代が求める課題を解決し時価総額10兆円企業へ」というものです。また、MACAPには「スタートアップM&Aで、No.1を取る」という目標があります。私にも、スタートアップM&Aで高い目標に向かってチーム一丸となってやりたい、という気持ちがあったので、強く共感しました。
実際に入社してみて、M&Aクラウドの「1 Team感」は、これまで経験してきた会社と比べてもダントツだと感じています。わからないことも丁寧に教えてくれますし、Slackでのやり取りを見ていても、部署を超えた関わり方がたくさん生まれています。
福田 確かに「1 Team」というバリューはかなり浸透していると思います。
スタートアップM&Aは、事業継承M&Aと違って「誰も手掛けたことがない領域」です。そんな中、M&Aクラウドは、先を走っている人を追いかけるのではなく、常に自分たちが先頭を走っています。しかも、スタートアップM&Aの定型がまだ世の中には無く、スキームも価値評価の考え方もケースバイケースで、百戦錬磨のM&A業界出身者と言えど、アドバイザリー業務の中で対応が難しいシーンに出くわすことが多々あります。
だからこそ、いろいろなバックグラウンドの人間が集まり、知見を共有することが必要です。全員がそのことを分かっているので、自然とチームのコミュニケーションが深まり、みんなで1 Teamとして挑戦しようという雰囲気になっています。
高いインセンティブの存在もあり、M&A業界はどうしても個人が目立ちがちですが、M&Aクラウドにとって1 Teamを体現できる人かどうかは非常に大切です。ですから最初のカジュアル面談では、特にそういう企業カルチャーにフィットする人材かどうかはしっかり見極めるようにしています。
また、MACAPの仲間となる人には、アンラーン(Unlearn=学びほぐし)ができる人であってほしいと考えています。ほとんどの人が即戦力として入社するのですが、実際はそれほどうまくいかないことのほうが多いです。
それは、スタートアップM&Aが新しい領域で、過去の知見だけでは足りないからです。年齢や経験に関係なく、素直に学ぶことができる人でないと、結果に結びつけることは難しいでしょうね。
遊佐 私自身は、前職の経験から、M&Aの初回面談からアドバイザリー契約に至るまでの営業の仕組み化はかなり自信があります。その一方で、仲介出身者はM&Aにおけるエグゼキューションの経験やノウハウが弱いと自覚しています。そこはチームメンバーから謙虚に学んでいきたいと考えてます。
仙波 当社では、今期から「M&Aクラウドらしい人」を「気合入ってていいやつ」と定義しました。1 Teamでやれること、お客様目線で考えられることにプラスして「気合2.0」を求めていきたいと考えてます。「気合2.0」とは、考え抜いて、調べ抜いて、やり抜くことができる人を表現しており、無思考に時間をかけて量をこなす「気合1.0」とは違います。
そう言った意味で「気合入ってていいやつ」を体現している遊佐さんは当社カルチャーにとてもフィットしていると思います。

NewsPicksプラットフォームで認知拡大を

──NewsPicksのオウンドメディア・プラットフォームからの採用という新しい取り組みについては、どのような感想をお持ちですか。
福田 MACAPで行っている採用広報記事経由での自己応募からの採用は今回の遊佐さんが初めてのケースです。これまでもnoteやFacebookでは発信してきましたが、NewsPicksを通して発信することで、向こうから話を聞きたいとアクションしてもらえたことは、非常に喜ばしいですね。
仙波 今回のような採用広報は、記事を通して弊社のファンになってもらい、徐々にエンゲージメントを高めていくスタイルだと考えています。そのため、応募者も面談前から弊社のことを理解して下さっているので、面談への臨み方も全く違うことを実感しました。
NewsPicksのプラットフォームを利用することは、認知度を上げるだけでなく、スカウトやエージェント経由の応募者にも、記事を通して弊社の理解を深めていただける効果があると考えております。
──仙波さんは人事担当者として、NewsPicksをどう使っていますか。
仙波 自分たちの記事を届けたいというのに加えて、自分自身が学びたいという気持ちからNewsPicksを見ることも、PickやLikeを押すことも増えました。自分のPickをきっかけに、M&Aクラウドの記事を見てもらえる機会が少しでも増えればと考えています。
NewsPicks経由ではなく、スカウトやエージェント経由で応募してきた方が弊社の記事をPickやLikeしてくれることも多いですね。
M&A仲介経験者からの認知は高いのですが、それ以外はまだまだM&Aクラウドのことを知らないケースが多いので、今後は、投資銀行やコンサルティングファーム、商社などの様々な業界のM&A経験者向けにもアプローチをしていくつもりです。
──最後に、M&Aクラウドで働く魅力について改めて教えていただけますか。
福田 M&Aという非常に大きな業界の中で、テクノロジーで勝つことを本気で信じられる人にとって、M&Aクラウドはとてもいい環境です。「ヒト・カネ」がそろってきたタイミングなので、いろいろなチャレンジができるはず。
MACAPについては、スタートアップM&Aで勝つことに興味・関心のある人にとって、最高の環境だという自負があります。MACAPのメンバーは20代半ば〜30代半ばが中心となっている若いチームです。スタートアップ経営者も若い人が多いので、同世代の経営者から刺激も得られる環境で、主体的にチャレンジしていけると思います。
仙波 我々は日本のスタートアップM&Aをもっと盛り上げ、時価総額10兆円企業を本気で目指しています。いい意味でお祭り感もありチャレンジングな環境だと思います。そういった壮大な目標に向けて、熱い想いを共有できる方にぜひジョインしてほしいですね。
遊佐 新たにジョインしたメンバーとして、「スタートアップM&AでNo.1」を チームで取るのが目標です。私個人としては、チームの知見を借りながら、アドバイザーとしてさらに成長することを今後の展望として掲げてます。
(編集協力:NewsPicks新規事業チーム)