話題の3Dプリンター無筋建築、大林組「3dpod」ついに完成
日本経済新聞
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https://newspicks.com/news/7858676
上記記事で紹介されていた3Dプリンター建築が完成したとのこと。
これは素晴らしいと思う。
今までの3Dプリンター建築には、実現可能性やその使われ方で、少し批判的な目で見ていました。
ただこの建築は、必要最小限の事はクリアできそうで、注目していました。
なんと言っても、スリムクリートという新しい材料を開発し認定を取得、確認済証の交付を受けている。
これまで、確認済証が交付されたとはいえ、実際は鉄骨造で、実際に3Dプリンターで出力したものは、外壁材としてセメント板の様な使われ方だったり、必要な強度があると言いながら確認済証交付はどうやらされていない物など(それもどうやら別の場所で出力し、固まったものを現場に搬入して組み立てる気がする…)がありましたが、それらとは一線を画していると思います。
基礎を在来工法で打設した後に現場で型枠部分をプリント、中にスリムクリートを充電して構造体となる(壁、床版共)。
そしてまだまだ研究中でしょうが、断熱、設備も考慮されている。
ただ、このような工程を踏むので、他の3Dプリンター住宅が標榜しているような極端な工期短縮や極端な価格ダウンは、現時点ではないと考えています。
まだ実証実験段階で、更に研究が続けられると思うので、どう進化していくのか楽しみにしています。