[ワシントン 23日 ロイター] - 米政府は23日、人工知能(AI)を使った企業による従業員の監視・評価手法について調査する方針を表明した。

労働者や研究者、政策立案者らを対象に聞き取り調査を行う考え。AIの活用が拡大する中で、プライバシーの侵害や採用決定のゆがみなどにつながることへの懸念が強まっている。

米政府はまた、AI研究への最新の投資計画や、AIが教育・学習分野に与える影響に関する教育省の報告書などを公表する見通し。

バイデン政権は今月、マイクロソフトやグーグルの持ち株会社アルファベットなど、AI開発大手のトップと会談。AIの透明性を高めることや安全性評価に焦点を当てていた。