なぜ地方自治体のベンチャー支援はうまくいかないのか「お役所仕事」がやりがちな"3つの大間違い
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注目のコメント
私達も京都や大阪でスタートアップ支援に携わってきたましたが、京都や大阪でも雨後の筍のようにスタートアップが出てくるというイメージはありません。ですので東京以外はどこも同じような状況なのかなと思っています。
ただそんな地方にあってもスタートアップは大切だと思っており、そのためにはスタートアップや起業家と共に「支援者の育成」も同じぐらい重要なんだと感じています。
スタートアップ支援をやるぞとなると、その道の専門家が地方にはいないので他地域から引っ張ってくる訳ですが、そこに頼り切るといつまでたってもその地域からスタートアップが生まれる土壌は出来ないと感じています。なので「自走」を前提に伴走してもらうという視点が大切だと思っています。
それからもう一つはその地方の強みを意識すること。東京をみてしまうといつまで立っても「第2、第3の東京」から抜け出せません。その強みを打ち出すことで他地域からもスタートアップから選んでもらえるような環境作り(技術だけでなく、風土、文化など)が大切だと感じています。もちろんそれがそんなに簡単なことではないのですが・・。自治体のスタートアップ支援の成否は地域で主体性を持って動いてくれる人をどれだけサポートできるかかっていると言って良い。
実際のところ、最初は地域の有志でで運営していたとしても予算が付くにつれて地域内では手に負えなくなりアクセラやイベント、コワーキング運営の会社等に投げざるを得なくなり、、というのがあるあるだろう。外注しない、他県の真似をしないというのは非常に重要ですね。大風呂敷を広げるかはタイミング次第なのかなと思います。数字と共に大きな目標を掲げるとコミットせざるを得なくなる上、普通にやっても達成できないから、思い切って〇〇をやってみようという流れにもなると思います。