【週末に読む】「目的なしに誰かと過ごす」スキルの大切さ
NewsPicks編集部
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テンニースが100年前に予言していた、『社会はゲマインシャフト(共同社会)からゲゼルシャフト(利益社会)へと変化していき、「疎遠な社会」になる』という考え方に通ずるものがありますよね。
マルクス・ガブリエルの「新しい実在論」などが流行る理由もこの辺りが少し影響している気がします。
せっかくなので、今日は犬とぶらぶら過ごしてみます🐶スキルは磨いた方が良い、お金は稼いだ方が良い、ネットワークは広げた方が良い、世界は股にかけた方が良い。そういう幻想を私たちはSNSを通して浴び続けている。結果的に金太郎飴みたいなビジネスパーソンや富裕層が量産される。彼ら彼女らの多くが幸せなのかは、話している限りちょっと分からない。
そういう問題提起を最近よく見かけるようになりました。若者から生まれた価値転換が大人にも広がりつつあるように感じます。自ら孤立を選ぶ人達の根底にある欲求が「自己決定権」や「コントロールすること」という考察は面白いですね。確かに高学歴な人達が重視する価値観とも整合性がとれている気がします。
個人的には一人より人との関わり合いの中の方が、新しい気づきや成長を感じやすいと思うので、ストレスが多かろうが人との関わりは絶やしたくないですね。