拙速な政策転換で物価目標の芽摘むコスト、極めて大きい=日銀総裁
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「植田総裁は…「貨幣的な現象」と主張するリフレ派と一線を画」すなら金融政策の正常化に近づくと歓迎する。更に
「植田総裁は、過去25年間の金融緩和策を対象とした多角的なレビューについて…「物価目標の見直しを念頭に政策のレビューを行うことは考えていない」と明言」し、また
「審議委員時代の2001年、量的緩和政策の導入に関わり「経済に対する刺激効果は限定的なものにとどまった」」とするなら、量的緩和の効果は小さかったとして見直す可能性がある。
とは言え私は今や「物価はマクロ的な需給ギャップによって決まる」かは懐疑的である。植田総裁には期待しているが、物価と景気が強く結びついているとは考え過ぎない方が良いのではないかと思う。