活躍見込んだ転職先は“ブラック”「次の行き先も、貯金もない」
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注目のコメント
過酷な労働環境で働くワタルさんの悩みを聞かせてもらいました。
ワタルさんのように、明らかにおかしいことを強いられているのにもかかわらず、今回のように第三者の指摘で気づくことがあります。
「キャリアをフラットにする」。アドバイザーのこの一言はワタルさんの背中を押してくれたに違いありません。この連載シリーズは、4月のJobPicksリニューアルから続けていますが、一つ共通して感じるのは、キャリアの悩みは人それぞれ、千差万別だということ。自分らしくとか、やりたいWillとか、稼ぎとか出世とか、いろいろあります。ただ、自分1人だけの自問自答では、なかなかオーナーシップを持ちづらいのかな、とも感じます。
文章は筆者との対話です。そういう観点でみれば、相談BARの記事は2人の登場人物のやりとりがテキストで展開され、読者は傍観者に。なかなか感情移入がしづらい形になっています。相談内容への助言だけでなく、むしろ対話を客観的な目で読んだあと、自分の置かれている状況も客観視する、ということで役立てていただきたいと思っています。ブラックだと分かっていても辞めた後が心配で、辞められない人も多いのではないでしょうか。貯金もあまりなく、ブラックではない前職から打診されているなら、そこで働き生活を繋げながらキャリアを考え直すのが、私も最善策だと思います。すぐにいい仕事に出会えるとも限らないので、遠回りをしているように見えても、長期的に見れば納得のいくキャリア形成に繋がる大切な時期になると思います。