たった1カ月で「新入社員」半分退職まさかの原因
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「働きがい」とは何か。
筆者は、エビデンス一切なしに、数年働かないと感じられないものだから、数年は文句言わずに黙って働き成果を出せとの論理を述べています。
働きがいといえば、「働きがいのある会社ランキング」が有名です。従業員アンケートの回答を順位付け、会社にも働きがい向上にための取組みをアンケートしているもののようです。
従業員アンケートの質問
信頼
・経営・管理者層の期待していることが明確になっている
・この会社では、従業員は責任ある仕事を任されている
・経営・管理者層は、誠実で倫理的に仕事を行っている
尊重
・私は、この会社において専門性を高めるための研修や能力開発の機会が与えられていると思う
・経営・管理者層は、仕事を進める上で失敗はつきものであると理解している
・この会社の労働環境は、安全で衛生的である
公正
・この会社では、誰にでも特別に認められる機会がある
・この会社の人は、裏工作や他人を誹謗中傷しないように心がけている
・この会社では、従業員は性別に関係なく正当に扱われている
誇り
・私は、この会社に貢献していると思う
・私たちが会社全体で成し遂げている仕事を誇りに思う
・私は、この会社で働いていることを、胸を張って人に言える
連帯感
・この会社の人たちは、お互いに思いやりをもっている
・この会社は、入社した人を歓迎する雰囲気がある
・この会社では、仕事や部門が変わっても、誰でもなじめる雰囲気がある
の各項目に、「ほとんど常に当てはまらない」〜「ほとんど常に当てはまる」の5段階で評価するようです。
決して、黙って数年言いなりになって成果を出してからでないと分からないものではありません。
会社説明会で、「当社は働きがいのある会社」、「働きがいのある会社に生まれ変わった」との説明を繰り返すような会社には、「働きがいのある会社ランキング」のどの項目の得点が何点向上したのか確認するとよいのかもしれません。マストを1番にするあたり社畜感ありますね。新人はわからんのだから上の言うことを聞いておけ、な昭和イメージな気がします。
最近の優秀な新卒は在学中から組織立ち上げてたり、ネットワークを広く下手な会社の中堅層よりもできる人多いです。
とはいえ、広い見識がウィルを育てることもあるので、キャンを増やしつつマストは適当にあしらって、次にいくのがよいんじゃないかなと思います。会社内の他の部署でも、転職でも。
キャンが広いとオファーには困らないです。新人に与えられるマストはやっても外から評価されないものばかりなので、ほぼ意味ないでしょうしね。「やるべきこと(マスト)をやり続けることで、やれること(キャン)が増え、やりたいこと(ウィル)が見つかる可能性がある」その通りだと思います。やりたいことから考えると遠回り。やるべきことをやり続け、評価されると自信になり、結果としてやりたいことに、気が付きます。