地銀の債券含み損、前期は5倍の1.8兆円 金利上昇で打撃
日本経済新聞
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世界的な金利上昇の影響で地銀が保有する日本国債や外国債券、投資信託の含み損が合計1兆8000億円と、1年に比べ5倍に増加。
全体的な流れとしてはアメリカで見られる現象と同じではあるが、アメリカで起こった様に経営破綻する地銀が続出するかと言うとその可能性は低いと見ている。
その主な理由としては以下の通り。
・株式の含み益というバッファーがある。
・有価証券の評価損を自己資本に反映しない特例があり、国内だけで営業する地銀であれば国債や外債、株などが対象になる。この特例は現在も続いていて、地銀の含み損が拡大しても、それだけでは自己資本比率は下がらない。
・預金の引き出しによる急激な流出の兆しが見られない。