物価の安定に責任を持つ中央銀行は、雇用の想定外の失速が起きない限り、市場の動向よりインフレ退治を優先するのが本筋です。ましてFRBは、市場と景気に陰りが見える度に引き締めの手を緩め、インフレの再燃を繰り返してインフレ心理を定着させた苦い経験を1970年代にしていますから。 そういう意味で今後のインフレ動向が一つの大きな鍵ですが、これは移ろい易い人々の心理に大きく依存する不安定なものだけに読み難い。「年内の利下げに賭けず」というのもあり得るシナリオの一つといったところかと思います。 (^^;
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